FXの自動売買をするためのVPSサーバーを選択し、PCからリモートデスクトップ接続してみます。
VPSサーバー設定
FX専用のVPSもありますが、値段だけを考えると割安なサーバー屋さんもあります。
パフォーマンスや機能的に実際に大丈夫なのか確認するために無料お試し期間で確認できるところもあります。
今回は、お試しはないのですが日割り計算で払えるカゴヤジャパンを試験的に使ってみました。例えば、2月は28日なので1026円で済みました。
ここではWindows VPS サーバーを契約して、リモートデスクトップ接続するまでを説明になります。
カゴヤジャパン
元々は1926年に茶摘籠販売から始まった会社です。
料金がユニークで1日37円からで、メモリ1GBで1026円/月です。他社のサーバーでは概ね2000円/月なので格安です。
(2019年1月14日)
実際にこの1GBの1コアで、パフォーマンスが足りるかの検証は必要ですね。
それと、EA専用ではないので自分で設定する必要があります。
注意点としては、Macでリモートアクセスしたい場合は「RDS SAL」が別途必要となります。
Windowsではデフォルトでインストールされている「リモートディスクトップ接続」を使いますので費用はかかりません。
サーバー開設
カゴヤジャパンのWindows OS のVPS サービスに入ります。
たくさんサービスプランがありますが、Pik UPのおすすめサービス製品 にある
「VPS」を選択しクリックします。
VPSのページの中程に「Windows Server」があります。
「Windows Serverを詳しく見る>」をクリック
このページの下に追尾型のバナーにある「お申し込みはこちら」ボタンをクリックします。
尚、カゴヤジャパンのサーバーには「2012R2」と「2016」がありますが以下がサーバーとクライアントのベターな組み合わせと言われています。もっともEAを起動するだけなので気にしなくてもいいかも
- Windows Server 2008 R2とWindows 7
- Windows Server 2012とWindows 8
- Windows Server 2012 R2とWindows 8.1
- Windows Server 2016とWindows 10
クレジットカード支払いであればすぐにサーバーを開設できますが、郵送の場合は少し手間がかかります。以降はカード払いを例にします。
STEP1:
「利用規約」と「個人情報の取り扱いについて」を読み同意すればチェックをそれぞれ入れて「次へ進む」をクリック
STEP2:
お客様情報を入力します。住所、連絡先など必須項目を入れて「次へ進む」をクリック
STEP3~STEP4:
カード情報を入力します。
その後メールが届き、URLにアクセスして完了させます。
登録完了のメールが届きます。
このURLにアクセスして先に決めたVPSのアカウントとパスワードで「ログイン」します。
これでVPSサーバーが開設できました。
尚、IPアドレスは後で使いますのでメモっておきましょう。
リモートデスクトップ接続の設定
リモート デスクトップ接続を使うと自分のWindowsのPCから、インターネットに接続されている別の Windowsに接続できます。
リモートの設定:
「リモートデスクトップ接続」ソフトを引っ張り出します。
Windows 8.1であれば「Windowsキー+C」からチャームバーを出し検索アイコンをクリック
検索窓で「リモートデスクトップ接続」を検索します。
Windows 10の場合は、スタートメニューのプログラムリストの「Windows アクセサリ」に「リモートデスクトップ接続」があります。
リモートデスクトップ接続を起動し「オプションの表示」を選択します。
リモートコンピューターの名前とユーザー名を入力しますがこの場合は
コンピューター:先に開設したVPSのIPアドレス
ユーザー名:administrator
となります。これで「接続」をクリック
資格情報を入力しますが、これはアカウントを作ったSTEP2のパスワードを入力します。
警告が出ますが接続を実行させますので「はい」をクリック
これでリモートコンピューターが開きました。
案の定というか、1GBのメモリなので動きがもっさりしています。
ただこれはメモリの設定やGUIをシンプルにするなどの改善する方法はあります。
Reference:
リモート デスクトップ接続を使用して別のコンピューターに接続する
Windowsサーバー機能比較