アメリカ雇用統計の発表は概ね毎月第一週の金曜日ですが
何らかの理由で2週目になったこともあります。
これは、Bureau of Labor Statistics 、CES から情報を取得できます。
米雇用統計
米国の雇用統計とは、米国の労働省が通常毎月第一週の金曜日発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標です。
同様にアメリカのFOMCやEUのECBなどの金融政策発表も注意しておく必要はあります。
2024年日程
発表は日本時間では、
- 通常(冬時間)22:30
- 夏時間 21:30
日程および時間は変更される可能性があります。また夏時間への変更は、
冬時間 | 11月 第1日曜日 午前1時 | → | 3月 第2日曜日 午前1時 |
夏時間 | 3月 第2日曜日 午前2時 | → | 11月 第1日曜日 午前2時 |
このため、3月と11月は時間がその年で時間が異なることもあります。
2024年 | |
1月 | 01/05 22:30 |
2月 | 02/02 22:30 |
3月 | 03/01 22:30 |
4月 | 04/05 21:30 |
5月 | 05/03 21:30 |
6月 | 06/07 21:30 |
7月 | 07/05 21:30 |
8月 | 08/02 21:30 |
9月 | 09/06 21:30 |
10月 | 10/04 21:30 |
11月 | 11/01 21:30 |
12月 | 12/06 22:30 |
FX業者によってはメールで連絡してくれるところもありますので、注意して意識しておきましょう。
雇用統計とは
今更ですが、アメリカの雇用統計は経済、為替にとってどのような意味があるのでしょうか
いくつもの指標が発表されるのですが注目されるのは2つです。
- 失業率:失業者/労働人口
- 求職活動をしている人でいまだに失業中の人
- 非農業部門雇用者数
- 農業従事者や自営業は除いた雇用者数
GDP世界1はもちろんアメリカですがその内訳での個人消費が大きな比率(7割)と言われており、失業者が多いのか少ないのかは経済に与える影響は甚大です。
FRB(米国連邦準備理事会)は、金融政策においてこの雇用統計を注視して
雇用者数が多く景気が上向きの場合、インフレ懸念から金利の引き上げによるインフレ抑制を計ります。
その結果、金利が高いドルが買われるというドル高が予想されることになります。
実際に金利引き上げはある程度の期間がかかるので次の日から金利高というのはよっぽどのことがない限りありませんが
逆もしかりで、雇用者数が減ればFRBはいずれ金利を下げるという予想からドル売りに圧力となります。
トレードでは、ヘタな損切を入れると狩られてしまいます。短期的なトレードではお休みするのがいいかもしれません、あるいはそれを狙うトレードもあるかもしれません。
この雇用統計の調査対象期間は、毎月12日を含む1週間でそこから概ね3週間後の週の金曜日に発表という流れのようです(必ずしもそうならないこともありますが)
過去の日程
過去の日程は特別なケースではありますが、 Forex Tester 5 や Trade Trainer などを使って過去検証する場合に役立ちます。
手法次第ですが、見送りにするか、あるいはそれを狙っていくか。いずれにしろこの重要日程なので把握しておきたいところです。
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12/02 | 12/07 | 12/06 | 12/05 | 12/04 |
検証をどこまで遡れるか、ブローカーのデータが無い場合もあるかもしれませんが、2010年以降を取り出しました。
それ以前の情報は、情報元のCES資料を確認してください。
Reference:
Current Employment Statistics (CES) – Bureau of Labor Statistics
Current Employment Statistics – CES (National)