MT4にはアラート機能があり、設定した価格(または時刻)になったときに、スマホのMT4アプリへプッシュ通知を送ることができます。
プッシュ通知
メール通知はGmailやYahoo!メールなどのメールアプリで受け取りますが、プッシュ通知はスマホのMT4アプリで受け取ります。
通知を受けたら、そのままMT4アプリから注文を出せるのが便利な点です。
※2026年10月時点の手順です。スマホ側の画面は、OSやアプリのバージョンによって表記が少し異なることがあります。
iPhoneの通知設定
iPhoneでプッシュ通知を受け取るには、次の2つを設定します。
- iPhoneのシステムとして 通知を許可 する設定
- MT4アプリの MetaQuotes ID を取得
iPhoneの「設定」アプリを起動します。

「通知」をタップします。

通知を設定するアプリの一覧から「MetaTrader 4」を選びます。

MT4アプリの通知設定が表示されます。
「通知を許可」がオンになっていることを確認し、ロック画面・バナー・サウンドなども好みに合わせて設定しておきます。

次に、MT4アプリを起動します。

画面下の「設定」タブを選び、「チャットとメッセージ」を開きます。

画面の一番下に「MetaQuotes ID: xxxxxxxx」と表示されるので、控えておきます(後でPCのMT4に入力します)。
MetaQuotes IDはスマホのMT4アプリごとに割り当てられる番号です。機種変更やアプリの再インストールで変わることがあるので、その場合はPC側の設定も入れ直します。
Androidの通知設定
Androidでプッシュ通知を受け取るには、次の2つを設定します。
- Androidのシステムとして 通知を許可 する設定
- MT4アプリの MetaQuotes ID を取得
Androidの「設定」アプリを起動します。

「アプリ」をタップします。

最近開いたアプリにMT4があればそれを選び、無ければすべてのアプリの一覧から探します。

MT4アプリ(MetaTrader 4)を選びます。

アプリ情報の画面で「通知」をタップします。

通知がオンになっていることを確認します。
Androidは省電力(バッテリー最適化)の設定で通知が遅れたり止まったりすることがあるので、気になる場合はMT4アプリを最適化の対象外にしておきます。

続いて、MT4アプリを起動します。

「設定」を選びます。

「メッセージ」を開くとMetaQuotes IDが表示されるので、控えておきます。

MT4の通知機能の設定
次にPCのMT4を設定します。
メニューの「ツール」→「オプション」を開きます。

「通知機能」タブを選び、「プッシュ通知機能を有効にする」にチェックを入れて、スマホで控えたMetaQuotes IDを入力します。
MetaQuotes IDはカンマで区切って最大4つまで入力でき、iPhoneとAndroidの両方に同時に通知を送ることもできます。「トレード処理を通知する」にもチェックを入れておくと、約定や入出金、証拠金不足(マージンコール)なども通知されます(失敗した注文は通知されません)。

設定できたら「テスト」ボタンを押してみます。
iPhoneのMT4アプリでは「チャットとメッセージ」にテスト通知が届いています。

AndroidのMT4アプリでは、画面右下のメッセージアイコンをタップすると、通知が届いているのが確認できます。

※MT5でも「ツール」→「オプション」→「通知機能」タブで同じように設定できます。
MT4アラートの設定
価格や時刻を条件にして、アラートを出すことができます。
チャート上でアラートを出したい価格の位置を右クリックし、「注文発注」→「アラート」を選択します。

アラートを設定した価格に赤い矢印が表示されます。

「ターミナル」ウィンドウの「アラーム設定」タブで詳細を設定します。

該当のアラームをダブルクリックし、「アクション指定」を「Notification」にします。

そのほかの主な設定項目は次のとおりです。
- 条件:Bid <・Bid >・Ask <・Ask >(価格を下回る/上回る)と Time =(指定時刻)。MT4のチャートは通常Bidで表示されるので、Bidの条件にするとチャートの見た目と合わせやすくなります
- ソース:Notificationの場合は通知に表示するメッセージ(最大255文字)。メールの件名・本文を書くのはアクションが「Mail」のときです
- 有効期限:この日時を過ぎるとアラートは自動で削除されます(PCの時刻基準)
- 間隔設定・最大反復数:繰り返し通知する間隔と、通知する最大回数
なお、プッシュ通知は次の送信まで0.5秒以上あける必要があり、1分間に送れるのは最大10件までです。間隔を短く、反復数を多くしすぎないようにします。
インジケータでアラート通知
MT4標準のアラートは手軽に設定できますが、条件は価格(Bid/Ask)と時刻だけです。トレンドラインや水平線に価格が触れたときに通知したい場合は、インジケータを使います。
ラインタッチでメール・プッシュ通知を出せる無料のインジケータ(2026年10月時点)があるので、これをMT4に設定します。
ラインタッチのメール通知とプッシュ通知

ラインに価格が触れると、プッシュ通知が届きます。

通知が届かないときの確認点
- スマホ側でMT4アプリの通知が許可されているか(集中モード・おやすみモードも確認)
- PCのMT4に入力したMetaQuotes IDが正しいか(機種変更・再インストール後は入れ直す)
- PCのMT4が起動していて、サーバーに接続しているか。アラートやインジケータはPC側で動いているので、PCを閉じたりスリープしたりすると通知は来ません。常に監視したい場合はVPSを使います
- 送信の上限(0.5秒以上の間隔・1分10件まで)を超えていないか
- 「ターミナル」の「操作履歴」タブにエラーが出ていないか
国内では一部の業者でMT4の提供終了が進んでいます(OANDA証券は2026年11月27日に終了)。MT5でも通知の設定方法はほぼ同じです。MT4・MT5が使える業者はこちらにまとめています。
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