ダウ理論によるトレンド転換を見つけてエントリーする検証です
ダウ理論によるトレンド転換
ダウ理論により、トレンド転換を見つけ出してエントリーすることを検証してみます
FXのダウ理論からトレンド発生・転換を読み解く
尚、検証は Forex Tester 5 を使いました
トレンド転換のきざし
トレンド転換の検証です
これは、押し安値と戻り高値が分かりにくいチャートとなっています
年末年始である意味荒れた相場を呈しています
安値切り上げ、高値更新が続いていて
小さく見ると、安値切り上げが継続しなくなり③安値が形成された
大きく見るならば、②は安値ではなく、①→③と安値切り上げとも見えます
EURUSDのH1
20SMAと80SMAのインジケータ
- 押し安値はどれか
- 20SMAでは①の押し安値しか反応していない
- ②の安値はその後レジスタンスと認識されたような動きがあるので、これが押し安値と判断
- ③安値が②安値を切り上げなかったので、トレンド転換の序章と見る
環境認識
- D1(右上)は下落トレンド中
- H4(右下)は上昇トレンド
- M15(左下)は上昇トレンドに転換
4時間足は上昇トレンドだが
日足が下落トレンドで20SMAに接近しているので
グランビルの法則から反発する可能性あり
トレンド転換
トレンド転換でどのようになったのでしょう
- ③安値から80SMAで押さえられ、グランビルの法則で一気に下落
- ③安値を割ったところから1時間足でエントリー
- レジサポゾーン手前で決済、約40pipsの利益
- 数時間後にはアメリカの指標発表あり
検討事項として、一つ手前で③安値を割る前にエントリーしても良かった
M15でエントリーすれば、もっと早めに入れたかもしれない
売りエントリーは成功しましたが、思ったほど伸びなかった
エリオット波動の3波目であればもっと伸びても良かった
トレンド転換後
下落トレンドがあまり伸びなかった代わりに
直ぐに上昇トレンドへの転換が始まりました
つまりこれはレンジとなってしまっているわけです
- ④戻り高値から高値切下げとならず、⑥の高値が切り上げとなりトレンド転換になる
- ⑦安値から上昇に転じたところで買いエントリー
- 上昇が弱まったところで決済、約70pipsの利益となる
上昇トレンドもあまり続かずに、H4ではレンジ、日足では下落トレンドが終りかけている状態
こういうところではH1のトレンドが継続しにくい
また、⑤安値からの上昇で、20SMAを越えたあたりでのエントリーも可能ではあったかもしれない例えば、Aは参画持ち合い、あるいはトレンドラインのブレイクでエントリー
BはWボトムのネックラインからリターンムーブでのエントリーなど
ただ、ここはトレンド転換にフォーカスしているのでこれ以上は深堀はやめておきます