株を保有していると、配当金を受け取れることがあります
NISAを始めた人は配当金の受け取り方法によっては非課税にならないケースもあるので要チェックです
株の配当金とは
企業に投資して、その見返りとして配当金を取得できますが
どういう仕組みになっているのでしょう
利益の分配
配当金の原資は企業の利益です
企業として利益が出ていないと今回は配当金が無いということもあります
そういう観点から、20年連続増配の企業というのもあり人気です
金額と頻度
基本は企業業績での利益の分配なので配当金額は
企業で異なり、またその頻度も企業次第です
大体、年に2回というのが日本では多いです
また、タイミングも企業の決算は自由に選べるため配当金も企業次第です
アメリカ企業などはクウォーターごと、四半期毎の配当金支払いが多い
なので毎月配当金を受け取る仕組みを作ったり、そういう投資信託もあったりします
配当金を受け取る
株主優待/配当金をもらうには「権利付最終日」までに買い付け、
その日の16時時点で保有していることが必要
権利付最終日までに買い付けることで、受渡しの期間を考慮して、
約定日から起算して3営業日後の権利確定日に株を保有していることになります
例)
| 25(土) | |
| 26(日) | |
| 27(月) | |
| 28(火) | 権利付最終日 |
| 29(水) | |
| 30(木) | 権利確定日 |
*株式には「受渡日」という概念があり、株式を購入した日に株主にはなれない
株式を購入した日から起算して3営業日目に株主名簿に名前が記録され正式な株主としての権利が確定する
*土日の営業日を挟む場合は要注意
受取タイミング
配当金は権利確定日から2~3ヶ月先
株主へ支払う配当金額が確定すると、企業(正確には、企業を担当している信託銀行)から
配当をお知らせする通知が株主名簿の登録住所へ郵送される
受取方法
受け取り方法には3種類ある
- 株式数比例配分方式
- 証券口座で受け取り
- NISAは非課税だが、受け取りをこれにしないと税金がかかるので要注意
- 登録配当金受領口座方式
- 登録した銀行口座に振り込まれる
- 配当金領収証方式
- 郵便局などで現金化する
株式数比例配分方式の例;
各証券会社に預けている株式数に応じて、配当金が自動的に入金される
ある企業が1株あたり50円の配当を出す
- A証券口座で100株保有 → 5,000円がA証券口座に入金
- B証券口座で200株保有 → 10,000円がB証券口座に入金
合計15,000円を、それぞれの証券口座で受け取ることになる















