Trade Trainerを使いはじめて数か月が経ち、計40時間ほど検証をやってみました
色々とツールの疑問点などをまとめてみました
Trade Trainer Q&A
1. Trade Trainer 実行時にエラーが出る
2. 検証を開始するボタンをクリックしても動かない
3. 検証可能な開始日はいつか
4. ヒストリカルデータのスプレッド
5. チャートは10チャートまで
6. チャート間でラインを同期
7. 同じライセンスで何台のPCで使えるのか
Trade Trainer 実行時にエラーが出る
Alertで「Cannot run …」と出て動かない
MQL4以下のファイルがセキュリティソフトで削除されてしまっている
可能性があります
ウィルスソフトを一時的に止めて、ファイルを適切な場所にコピペする
- MQL4
- indicators
- TradeTrainerPnl.ex4
- Experts
- TradeTrainer.ex4
- Files
- TradeTrainer
- ClosedXML.dll
- DocumentFormat.OpenXml.dll
- ExcelNumberFormat.dll
- indicators
ウィルスソフトを起動させる
検証を開始するボタンをクリックしても動かない
原因として考えられるのは、
- 時間足を決めて、チャートを開いてないと検証が始まらない
- これ意外と多い、特に過去のデータを取り込んだ後に検証しようとするとチャートが読み込まれていないのでこうなることが多い
- MQL4にファイルをコピペした後で、MT4を終了させて再起動していない
- Trade Trainer はEA(自動売買ソフト)として動くので更新しないと設定が反映されない、また通常のEAは「更新」をすればいいけれどTrade Trainer はそれだけでは足りないようです
検証可能な開始日はいつか
通常の通貨ペア・ゴールド:2011年4月1日
ビットコイン:2017年5月9日
それ以前の日にちを指定するとグレーアウトする
基本的に、2010年以前のヒストリカルデータは、ゴミがあったり
日足6本になるような時間のズレを補正していたりするようです
そもそも、相場が大きく変わっているのでスイングトレード以外は
あまりさかのぼる必要もないかもしれません
ヒストリカルデータのスプレッド
ヒストリカルデータはスプレッドを反映している
Trade Trainerのヒストリカルデータは提携先のデータが供給されているのですが
スプレッドも反映しているそうです
例として、2023.11.21の早朝
00:00 ~ 01:00 のスプレッドを検証してみます
Trade TrainerではAskとBidが左上に表示され、スプレッドも一緒に計算されます
00:21 にスプレッドが最大0.097Pointsつまりx100で 9.7pips まで広がっています
ここで買いと売り注文をいれると、Buyのラインが9.7pipsもSellラインから離れているのが分かります
この時間での検証は他のブローカーや有料ヒストリカルデータでやっていますが
大体10pips程度の広がりが確認されているので信用できるでしょう
残念ながら、インジケータを使ってのスプレッド表示はできないのですが
スプレッドが逐次表示され、実際の検証に反映するようにはなっていることがわかります
チャートは10チャートまで
仕様上は検証できるチャートは10チャートまでです
ただしPCのパフォーマンスによって動きが遅くなる可能性もあり
重いインジケータをたくさん入れ、背景を白にするなどすると
そもそも数枚のチャートでも動きが悪くなります
チャート間でラインを同期
同じ通貨ペアで時間足の異なる複数のチャートを開き環境認識、MTF分析をする場合に
チャートをまたがってラインが引けるといいのですがMT4にもTrade Trainer自体にもその機能はありません
MT4のインジケータには
他の時間足チャートに水平線を同期させられるカスタムインジケータがあります
HT FX:
HT_Line_Sync
FXキーストン:
SynchroChart_line
同じライセンスで何台のPCで使えるのか
原則では、1つのライセンスキーで使えるPCは2台までです
PCを新しくしたなどで、3台目のPCで使いたい場合は
登録済のPC情報をリセットすることで可能です
但し、リセットは1か月に1度だけになります
問題があれば、LINEで問い合わせできます
https://line.me/R/ti/p/@827gftkx
↓体験版はこちらから
[PR]
関連記事: