ダウ理論はチャールズ・ダウが提唱したものですが、理念はあるものの具体的にどうだこうだというのはありません、そのため後世の人々が解釈して色々と考え方がありますし
実際はのトレードはすんなり使えないぞ、というのがこの過去検証での教訓かもしれません
だからこそ、過去検証して経験を積むことは大事なんでしょう
2022年の過去検証
検証するトレードルールはこちら↓になりますが、ボリンジャーバンドの±1σ割れでエントリーし、ダウ理論でトレンド転換を見てセンターラインでの利確を狙っていきます
2022年の1年間をたどってみます
尚、検証は Forex Tester 5 を使いました
2022/1
上昇トレンドから+1σを割ってきました
4時間足では、押し安値を超えてはいません
下降トレンドははっきりしませんが下位足ではトレンドが形成されているので
エントリーします
その後は順調にターゲットに到達しました
138.3pips の利益です
センターラインを超えて下落していきました
2022/3
下降トレンドから-1σを超えてきました
4時間足では、戻り高値を超えていますがトレンドがあいまいなのでしばらく様子を見てみます
ある程度上昇トレンドができたのでエントリーします
その後多少の上昇はあったものの下落していきました
ストキャスティクスの下限になったので決済します
-155.5pips の損失
ストキャスティクスの下限に達しました
2022/5
下降トレンドから急激な上昇での-1σ超え
戻り高値を超えていますがトレンドがあいまいなので
しばらく様子を見てみます
上昇トレンドが形成されたのでエントリーします
そのまま順調にターゲットに到達しました
110.0pips の利益です
その後、センターライン付近でもみあう展開となっています
2022/7
下降トレンドからの-1σ超えです
4時間足では、戻り高値をどこにするかの問題がありますが
少なくとも下位足では戻り高値を超えてトレンドが形成されています
また、-2σの収束サインがでているのでエントリーします
-1σ近辺までの戻しはありましたが、センターラインに到達しました
81.8pips の利益です
センターラインを超えて上昇していきました
2022/9
下落トレンドから-1σを超えてきました
4時間足では、戻り高値を超えているようですが、上昇トレンドがあいまいなので
しばらく様子を見てみます
上昇しきれずに下降トレンドとなってしまいました
下落トレンド継続です
2022/10
急落での大きな下ヒゲをつけた後で反転し-1σを超えてきました
4時間足では、戻り高値をどこにするか問題ですが、まだ超えてはいません
上昇トレンドがあいまいなのでしばらく様子を見てみます
その後は反転することなく上昇して、戻り高値まで来たのでエントリーします
ターゲットが近くに見えますが、120pipsありますので油断はできません
順調に伸びてターゲットに到達しました
121.8pips の利益
その後はセンターラインから反転して下落しています
2022/12
上昇トレンドから+1σを割ってきました
4時間足では、押し安値をまだ超えてはいません
トレンドもあいまいなのでしばらく様子を見てみます
+2σが収束のサインを出しているのでエントリーします
じわじわと下降してセンターラインかに到達しました
130.4pips の利益です
その後はセンターライン付近でもみあう展開です
2022 まとめ
2022年の過去検証の結果、
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Total |
138.3 | 155.5 | 110.0 | 81.8 | 0 | 121.8 | 130.4 | 426.8 |
426.8pipsの利益でした
PF=3.74
勝率:83%
関連ページ:
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2013年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2014年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2015年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2016年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2017年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2018年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2019年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2020年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2021年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2022年)