トレンド転換の過去検証 EURJPY(2017年)

4時間足のトレンドの転換の 戻り高値・押し安値 を基準にすると理解しやすいですが、その高値・安値を誰がみても明確な場合とそうでない場合があります
下位足の1時間足で 戻り高値・押し安値 が見つけられるとトレンド転換が補強されます

2017年の過去検証

 
検証するトレードルールはこちら↓になりますが、ボリンジャーバンドの±1σ割れでエントリーし、ダウ理論でトレンド転換を見てセンターラインでの利確を狙っていきます
 

日足・4時間足のトレンド転換をダウ理論を基本にして、ボリンジャーバンドとストキャスティクスを利用して利益を得る手法を検証してみます 尚...

 
2017年の1年間をたどってみます
尚、検証は Forex Tester 5 を使いました
 

 

2017/2

 
下降からの-1σ超えとなりました

戻り高値はだいぶ遠いところではありますが、1時間足では超えているとみられます
トレンドは形成されつつですが、ターゲットが近いのでエントリーします

これ以上の損失を抑えるため決済
-100pipsの損失でした

日足レベルでのストキャスティクスの下限に達した

 

2017/3 (1)

 
下降バンドウォーク継続後に-1σ割れが発生

4時間足では上昇のトレンドが形成されていますが、戻り高値は微妙に超えていないようでもあります
今後多少の下落を想定して様子をみます

少しだけ下落したところでエントリー、すぐにターゲットに到達
64pipsの利益

日足での動きはその後+2σまで上昇しています

 

2017/3 (2)

 
+1σ割れでセンターラインの近くまで下りてきています

4時間足では、押し安値からは遠いですが、下落トレンドにはなっている
ターゲットが近いのでエントリーします

その後数日でターゲットに到達
42pipsの利益

日足の動きです

 

2017/4

 
下落トレンドから急峻な上昇で-1σを超えてきました

戻り高値は遠く、上昇のトレンドもはっきりしていません

1時間足では戻り高値を超えて上昇トレンドにはなっています
もう少し様子をみます

下落したところでエントリー

ちょうどイベントがあったようです
フランス大統領選、現職のマクロン大統領が再選
198pipsの利益

その後、さらに上昇していってます

 

2017/5

 
上昇トレンドから下落ではないのですが-1σを超えてきました

4時間足ではダブルトップに見えますが、ネックラインには押し安値で遠いです
下落トレンドははっきりしていないので様子をみます

下降に動いたのでエントリー

その後、そこそこ戻りの上昇の後、センターラインが大きく動いたので利確
35pips の利益

ボリンジャーバンドのセンターラインが大きく動いたのがわかります

 

2017/7

 
上昇トレンドから+1σを割ってきました

4時間足では押し安値を超えていないまでも、下降トレンドが形成されつつあるので
エントリーします

損切ラインにかかりました
-203pipsの損失

日足でみると、その後は下落していっています

 

2017/9

 
+2σから下落してきました

4時間足では戻り高値は遠く、またトレンドはっきりしていませんが
ターゲットがすぐなのでエントリーします

即決済となりました
55pipsの利益

日足ではレンジのようでした

 

2017/10

 
上昇トレンドからの下落です

4時間足では、押し安値を超えてはいますが、下落トレンドとしては確定してはいません
しばらく様子を見てみます

ある程度上昇して高値を付けたのでエントリーします
多少戻しましたが、センターラインも上がって来たので決済
42pips の利益

日足の動きです

 

2017 まとめ

 
2017年の過去検証の結果、

1 2 3 4 5 6 7 8 Total
-108.4 64.3 42.7 198.5 35.5 -203.8 55.0 42.6 126.4

126.4pipsの利益でした
PF:1.4
勝率:75%

関連ページ:

  1. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2013年)
  2. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2014年)
  3. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2015年)
  4. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2016年)
  5. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2017年)
  6. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2018年)
  7. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2019年)
  8. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2020年)
  9. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2021年)
  10. トレンド転換の過去検証 EURJPY(2022年)




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