スイングトレードでは長期にポジションを持つことがあるので、経済指標などイベント発表にどうしても絡んできてしまいます
指標発表などによる一時的な動きに影響しない程度の広い損切幅を取る事になりRRレシオは悪くなります
それ以上の勝率が必要なので、勝率75%以上の想定でやっています
2014年の過去検証
検証するトレードルールはこちら↓になりますが、ボリンジャーバンドの±1σ割れでエントリーし、ダウ理論でトレンド転換を見てセンターラインでの利確を狙っていきます
2014年の1年間をたどってみます
尚、検証は Forex Tester 5 を使いました
2014/2
4時間足では、押し安値は遠く、下落トレンドが形成されていないので
しばらく様子を見てみます
そのまま+1σ付近を上昇していき、2週間程して再度大きく+1σに入り込んだので
センターラインに近づいてきたのでエントリーします
ターゲットに到達しました
62.8pips の利益です
その後は-2σ付近まで下落していきました
2014/5
上昇バンドウォークから+1σ割れ
4時間足では押し安値をギリギリ超えてはいません
下落トレンドはまだできていないのでしばらく様子を見てみます
+1σ辺りまで戻った後で下落してきました
また、小さな右肩下がりのダブルトップが見えたのでエントリーします
ターゲットに到達しました
62.9pips の利益です
その後は、センターライン付近から反発して上昇しています
2014/6
レンジのような動きからのブレイクで-1σを超えてきました
4時間足ではダブルボトムで戻り高値は超えていませんがトレンドはできています
ターゲットはすぐそこなのでエントリーします
ほどなくターゲットに到達しました
16.6pips の利益です
その後一旦戻してから上昇していきました
2014/7
上昇トレンドからの+1σ割れです
4時間足では、押し安値を超えてはいませんが緩い下落トレンドになっています
エントリーします
大きく逆行して損切となりました
-66.4pips の損失
イングランド銀行(BOE)の利上げ観測が広がったためポンドが急上昇したようです
急激な上昇がなければ順当にセンターラインに到達したと思われます
指標発表や要人会見は要注意なので回避するしかないということでしょう
2014/9
強い下降トレンドから上昇し、-1σを超えて
センターライン付近まできました
4時間足あるいは1時間足では戻り高値を超えていて
上昇トレンドもできています
ターゲットが近いのでエントリーします
センターラインに到達しました
59.2pips の利益
その後の動きはセンターラインにタッチして下落トレンドに戻っていきました
2014/10
-1σを超えてきました
4時間足では、戻り高値を超えてはいません
上昇トレンドはできているのですが弱いのと、センターラインまで遠いのもあり
しばらく様子を見ます
上昇トレンドが崩れてしまいました
見送りです
その後、再度-1σを超えてきました
4時間足では、戻り高値を超えてはいませんが
ボリンジャーバンドの-2σが収束のサインがでているのでしばらく様子を見てみます
-2σの収束の兆しもあるのでエントリーします
順調にターゲットに到達しました
71.8pips の利益です
結局センターラインにタッチして下落していきました
2014/11
下落トレンドから上昇して-1σを超えてきました
戻り高値を超えてはいませんが、ダブルボトムとなっているので
エントリーします
ストキャスティクスの下限に達したので決済します
-129.3pips の損失です
ボリンジャーバンドが収束せずダラダラ下落している状態です
2014 まとめ
2014年の過去検証の結果、
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Total |
62.8 | 62.9 | 16.6 | -66.4 | 59.2 | 71.8 | -129.3 | 77.6 |
77.6pipsの利益でした
PF=1.40
勝率:71%
関連ページ:
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2013年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2014年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2015年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2016年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2017年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2018年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2019年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2020年)
- スイングトレードの過去検証 GBPUSD(2021年)
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